ジュースやコーヒーは飲み方しだい

炭酸飲料や清涼飲料は砂糖水と同じ


 缶ジュースなどの嗜好飲料には、1本でごはん半膳分のエネルギーになるものが大部分です。炭酸飲料や清涼飲料は「砂糖水」と考えましょう。スポーツ飲料も、水がわりに1リットルボトルをゴクゴク飲むとエネルギーのとりすぎになるので注意が必要です。


 100%果汁入りのジュースは食物繊維やビタミンCの補給に役立ちますが、その場合でも飲みすぎるとエネルギー過剰になります。ジュースの優等生はトマトジュースや野菜ジュースです。ただし、こちらも塩分のとりすぎにならないよう「無塩」と表示してあるものをとるのがよいでしょう。

コーヒーは砂糖やミルクが問題


 緑茶やウーロン茶、砂糖なしの紅茶は問題ありません。


 コーヒーについては、飲みすぎと心臓病が起こりやすいといわれた時期がありましたが、いまではほとんど無関係であることがわかっています。コレステロールとの関係ではコーヒーそのものよりも、むしろコーヒーをたくさん飲む人の食生活のほうが問題なのではないか、というのが一般的な見方です。ふつうに飲んでいる分にはまず問題はないと考えられます。


 ただし、砂糖やミルク、クリームは使いすぎないこと。缶コーヒーやコーヒーパックはジュースよりエネルギーが高いものがあります。

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