素材の数がものをいう外食選択術

外食は1日3回のうちの大事な1食


 外食はできればしないにこしたことはないのですが、現実には1日1回は外食という人が多いようです。1日3回の食事のうちの1食ということになると、外食も気を抜けません。献立を選ぶときにも相当頭を使う必要があります。


 外食でまずあげられる欠点は、ごはんが多くておかずが少ないこと。とくに野菜はキャベツのせん切りにほんの少しのトマトといった具合に申しわけ程度にしかついていない店が多いようです。ほうれん草やにんじんなどの緑黄色野菜はとくに少ないようです。


 外食選びの第一のポイントは、見た目で食品の数が多そうなものを選ぶこと。食品の数が多いということは、それだけ栄養のバランスがよくなることにつながります。とくに野菜や海藻、いも、豆腐などが多いとコレステロールは増えにくくなります。

定食ものがいちばん、めん類やどんぶりものは具の数で選ぶ


 定食ものはこの条件に一番近いですが、めん類やどんぶりものなどの単品ものでも、具の数が多ければ、まずよしとしましょう。普通のラーメンよりはタンメン、かけそばよりはおかめそばといった具合です。


 ラーメンに半ライス、うどんにミニどんぶりなどという選び方は、中性脂肪を増やし、太りすぎを招く元凶です。1品増やす予算があるなら、野菜などの入ったものを選びましょう。

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