外食では油の種類と量にも注意が必要

ラーメンの汁は塩分も油も多すぎる


 外食では油を使った料理が多いことも気になります。とくに洋風料理の場合には、バターの使用量が問題です。中華料理では植物油を使う店も増えてきましたが、ラーメンなどはラードを使うところも少なくありません。油がギトギトしているものは避けること。ラーメンの汁は塩分も多いですから、残すのがよいでしょう。


 スパゲッティーはオリーブ油を使っているので安心と考えるは早計です。カルボナーラやクリームタイプの料理にはバターや生クリームが使われています。ミートソースも脂肪分が多いものです。


 コロッケやカツなどはもともとラードを使う店が多かったのですが、最近では植物油を使用する店も増えています。どちらにしても脂肪の量自体が多いので、肥満ぎみの人、コレステロールや中性脂肪が高い人は、揚げ物の衣ををある程度取り除いて食べるのがよいでしょう。

カツ丼は卵も脂肪も心配


 どんぶりもので問題になるのはカツ丼。卵と肉、厚い衣の組み合わせはコレステロールを増やすもと、エネルギー量も高くなります。


 卵はいろいろな栄養を一度にとれる優等生ですが、コレステロールがすでに高い人の場合には注意が必要です。朝食で卵を食べている場合には、親子どんぶりや月見うどんなども避けたいものです。

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