コレステロールの多い食品と少ない食品

コレステロールは1日300mg程度に


 食べものに含まれるコレステロールは、からだに入ってそのまま血中コレステロールになるわけではありませんが、やはりLDLコレステロールを増やしやすいものです。


 健康な人が食品からとる1日のコレステロールの目安は300~400mgが適量。脂質異常症(高脂血症)の人は、1日300mg以下に控えることです。コレステロールをとりすぎないためには、コレステロールの多い食品、少ない食品を知って上手に組み合わせることが大切です。

卵、レバー、魚卵、小魚や塩干ものにも多い


 コレステロールの多い食品の筆頭は、鶏卵やうずらなどの卵。レバーや鶏の砂肝、タラコやイクラ、スジコ、カズノコ、ウニなどの魚卵、ウナギやアナゴなどにも多く含まれます。内臓ごと食べる小魚や塩干もの(メザシやシシャモ)、佃煮や塩辛なども油断できません。バターや肉の脂身にも多く含まれます。


 このうち、魚卵や佃煮、塩辛などは一度に食べる量がそう多くはありません。たとえば、お寿司に盛られたイクラやウニ程度の分量なら気にすることはありません。ただ、こうしたものが大好きでよく食べるという人は、少し控えたほうが無難です。


 コレステロールが少ないものとしては、野菜、いも、果物、豆類、海藻、きのこなどがあげられます。

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