エネルギーの多い食品と少ない食品

バターや肉の脂身はもちろん、スナック菓子などにも要注意


 エネルギーのとりすぎを防ぐには、まず脂肪分の多い食べ物を控えることが大切です。3大栄養素のうち、糖質とたんぱく質は1gあたり4kcalのエネルギーを作りますが、脂肪の場合は9kcalものエネルギーを作ります。


 脂肪分の多い食品というと、バターやラード、肉の脂身などが思い浮かびますが、スナック菓子やインスタント食品なども油を使ったものが多いので注意が必要です。


 ごはんやお菓子、砂糖、果物などに多く含まれる糖質は、からだのなかで中性脂肪となり、体脂肪になりやすい性質があります。


 とくに、ぶどう糖や果糖など1種類の糖からできれいる単糖類は、でんぷんなど単糖類がたくさんついた多糖類とくらべると、中性脂肪を合成しやすいため、気をつけなければなりません。

魚の白身や大豆類、野菜や海藻、きのこ類は安心


 たんぱく質は血液やからだの筋肉や骨を作る大事な材料であり、ホルモンなどにも必要な成分です。


 これは一定量を確保しなければなりません。肉は赤身、魚は白身、卵や大豆類は比較的エネルギーが少ないといえます。


 野菜や海藻、きのこ類はエネルギーが少なく安心して食べられます。ビタミン・ミネラル源として潤滑油の役割をしています。

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