調理ずみ食品の上手な利用法

調理ずみ食品や惣菜は栄養不足を招く


 コロッケ、フライ、ぎょうざ、シュウマイ、ハンバーグなどの調理ずみ食品は手軽ですが、油を使ったり、粉の割合が多かったり、ともするとエネルギー過剰になりがちです。


 その一方で、ビタミン・ミネラルはもとより、食物繊維なども不足しがちになります。国の調査によると、調理ずみ食品や惣菜を理由する回数が多い家庭ほど、ビタミン・ミネラルなどの摂取量が少ないという結果がでています。

汁物やあえ物が無理ならせめて果物や生野菜を


 調理ずみ食品や惣菜を利用する場合には、野菜や海藻などの料理を加えること。ぎょうざやシュウマイ、コロッケなどを主菜にする場合には、エネルギーが多いわりにはたんぱく質も不足するので、惣菜の量を控え、豆腐やチーズなどを補うことも必要。野菜や海藻、豆腐などは、汁物の具に入れてしまえばそんなに手間のかかることではありません。


 このくらいの手間もかけられない場合には、揚げ物などの量を減らし、その分、野菜の煮物やあえ物などを買い、冷蔵庫にあるトマトジュースや生野菜を添えるくらいの配慮をしたいものです。生野菜は粗く刻んで塩でもむとかさが減り、量をたくさん食べられます。


 インスタントラーメンなどの塩分が多いのも気になります。せめて汁は残すこと。野菜や果物なども添えましょう。

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