”ドカ食い”は肥満につながる

同じ量なら2回食より3回食が太りにくい


 肥満はコレステロールを増やしやすい環境を作ります。肥満を防ぐには食べ方、つまり食のライフスタイルも大事な要素です。


 相撲の力士は1日2回食で太るといわれます。おなかをぐっとすかせておいたところへ食べものを送り込むと、胃や腸は待ってましたとばかりに働きはじめます。消化吸収がよくなり、食べたものはどんどんからだに溜め込まれてしまうことになります。


 1日に食べる総量が同じでも、2回に分けて食べるのと3回に分けて食べるのでは、3回に分けて食べるほうが太りにくいという調査もあります。どか食い、ため食いは肥満のもとといえます。

夕食より朝食を重くするのが正しい食べ方


 とくにいけないのは、夜のどか食いです。夜は日中にくらべれば格段にエネルギーの使用量が減るわけですから、エネルギーの補給も少なくてよいのです。本来なら夕食よりも朝食や昼食のほうに重点をおくのが正しい食べ方です。


 夕食は遅くなればなるほど量も控えたいもの。食べたものの消化吸収時間を計算に入れると、夕食は寝床に着く3時間前に終わっているのがよいとされています。夜食はやめること。夕食が遅くなるときには、夕方にチーズや牛乳などで少しおなかを満たしておくと、夕食時のどか食いを少しは防ぐことができるでしょう。

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