肉料理の次の日は魚料理を

主菜のたんぱく質源は肉と魚のバランスが大切


 献立をたてる場合、主菜となるおかずを決めてから副菜を決めると、スムーズな食品選びがしやすいもの。主菜はタンパク質源となるものを中心に選びますが、そのとき気をつけたいのが肉と魚のバランスです。


 料理の手間から考えると肉のほうが楽ですし、手軽に栄養補給ができそうな感じがしてしまいます。しかし、コレステロールを上げないためには、肉と魚の比率を1対1にしておきたいもの。こうしておけば、からだのなかでコレステロールを増やす飽和脂肪酸の量を控え、逆の働きをする不飽和脂肪酸を多くとることができます。

魚料理は副菜の種類が広がりやすい


 魚を主菜に選ぶもうひとつのメリットは、副菜の種類が広がることです。肉にくらべてあっさりとした味の魚には、野菜や豆の煮物、海藻を使った酢の物、あるいは乾物類などがぴったりです。こうした料理に使う素材は、コレステロールを増やさないものが多く、その意味からも主菜は魚と肉を交互にしたいものです。


 魚料理は煮物や焼き物、蒸し物が中心となるでしょうが、どの場合も肉料理と同様で、つけ合わせをつけるとバランスがよくなります。たとえば、煮物の場合には魚を煮たあとの煮汁で切りこんぶとわかめをさって煮て添えると、食物繊維を簡単にプラスできます。

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