卵を食べましょう

卵はコレステロールが増えるからと言って食べない人が多いようです。たしかに卵の100グラム当たりのコレステロール含有量は、他の食品に比べて多いのも事実です。しかし昔からの日本人の食習慣を考えると、動物性食品をとる貴重な食品になります。

日本人の肥満の原因の多くは、肉や魚の取り過ぎよりも、穀物の取り過ぎにあるといえます。もちろん穀物は大切なエネルギー源ですが、栄養バランスが悪くなり栄養不足になってしまいます。また、穀物の取り過ぎは塩分過多となり、高血圧や動脈硬化の誘因ともなります。

そこで、良質たんぱく質の代表の卵に注目です。これは牛乳より栄養価が高く、卵一個で一日の栄養不足をかなり補えます。このように手軽で栄養価の高い卵を避けるのではなく、食事全体の栄養バランスを考えたいものです。


卵はコレステロール値が高い

卵のコレステロール含有量は、食品100グラム中もっとも多く含んでいる食品です。鶏卵、魚卵(タラコ、イクラ、すじこ、からすみ、白子、うに)、うずらの卵など全て含有量が高いのです。

魚卵などは珍味の部類に入り、塩分が多く栄養価が低いので、避けたい食品です。しかし、鶏卵は栄養価が高いので、そのことを考えると一日一個は食べたいものです。コレステロールの高い人でも二日で一個は食べたいものです。

卵の中でコレステロールは、ほとんど黄身の部分だけに含まれています。肉類の約15~20倍も含んでいます。それに比べて、卵白はコレステロールを100グラム中3ミリしか含まれておらず、また脂肪もありません。全卵よりたんぱく質の質は多少劣りますが、コレステロールの少ない動物性食品は他にはありませんので、上手にとりましょう。

朝食で一緒に食べる

卵を毎日とることは意外と難しいものです。昼食や夕食の献立に組み込むことは思いのほか大変です。茶わん蒸しや卵焼きを毎日はちょっと考えものです。しかし、栄養価の高い食品なので、ぜひ時間を決めてとる習慣をつけたいものです。

ご自身の生活習慣にどのように組み込むと無理がないか工夫してみてはいかがでしょうか。

現実的に考えて、調理するにも食べるにも比較的手軽という特徴を生かし、まず朝食に組み込むのがもっとも能率的で長続きする方法です。レシピ本なども色々出版されていますので参考にするとよいでしょう。