
糖尿病

食事・運動療法とアロエの併用で血糖値が安定
糖尿病は、初期のころには自覚症状があまりないために、なかなか発見されにくいものです。異常にのどがかわく、水をたくさん飲む、体がだるい、疲れやすいといった症状がでてはじめて糖尿病と気づくケースが多いものです。さらに、症状が進むと失明の危機に追い込まれたり、合併症として動脈硬化、心臓病、神経痛、腎臓病、そのほか皮膚病などの感染症もおこってきます。
しかし、早期に発見して正しい治療をつづければ、ごく普通の日常生活を送ることができ、もちろん合併症も防げます。治療のポイントは、食事療法(摂取カロリーの制限)と運動療法です。過食や運動不足、肥満などインスリンを多量に必要とする状態をなくすようにすることです。
そこで、食事・運動の二つの治療に加えて、アロエの内服をもちいることをおすすめします。アロエは細胞の働きを促して新陳代謝を活発にしますが、これに運動療法が加わると、相乗効果を発揮していっそう新陳代謝が活発になり、余分な脂肪を燃やすのに一役担います。
アロエのとり方は、生食、しぼり汁、煎じ汁など、好みにあわせて使ってください。ただし、アルコールは少量でもカロリーが高いので、アロエ酒は避けたほうが無難かもしれません。治療の成果は一朝一夕にはいきませんが、長期に渡る服用で、病気を管理するようにしましょう。
高血圧

血管を強くして、無理なく血圧を下げる
WHOの基準によると、最高血圧が160ミリ以上、最低血圧が95ミリ以上を高血圧といいます。血管が老化し、弾力がなくなっておこるのが高血圧ですが、血管がかたくなると血流障害がおこって心臓の働きを必要以上に要求するため、動悸、息切れ、むくみ、頭痛、耳鳴り、めまいなど不快な症状があらわれてきます。
さらに症状が進むと、心不全、心筋梗塞などの心臓疾患を引きおこし、脳出血、脳梗塞などを招くことにもなります。
このような高血圧には、原因のはっきりしない本能性高血圧と、二次性高血圧とがあります。二次性高血圧とは、血管以外の腎臓病などの病気が原因となっておこるもので、原因となる病気を治せば、高血圧も治ります。本能性高血圧は、中年以降にかかるのがほとんどですが、加齢による血管の老化に、塩分やコレステロールの増加、ストレスなどが引き金となって、さらに血管の老化が進んだものです。
アロエには、血管を柔軟にする働きがあります。毎日少しずつ飲みつづけることで、血管のアカをとり除き、弾力をとりもどしてくれます。生葉をかじるか、しぼり汁の服用をつづけてください。もし、アロエの苦みが気になるようでしたら、ジュースにしたり、蜂みつをプラスするなど、嗜好にあわせて飲みやすくするとよいでしょう。
アロエの効き方はゆっくりなのですから、一度に多量にとって急に血圧を下げようなどと思わず、気を長くもって治療にとり組むことです。
高血圧になってから飲んでも効果を発揮しますが、願わくば日ごろから予防のために使いたいものです。また、階段の昇り降りが苦痛なほど症状が悪いのにアロエだけに頼るのは厳禁です。必ず医師のもので治療を行なってください。
胃・十二指腸潰瘍

アロエウルシンが潰瘍を刺激せず、やさしく作用
胃潰瘍と十二指腸潰瘍は、消化性潰瘍とも呼ばれています。それは、胃液が自分の胃粘膜を消化してしまうことによって、潰瘍ができるからです。
この胃液の消化作用は強力ですが、普通胃液に消化されないように胃粘膜や十二指腸粘膜には粘液が潤っています。ところが、精神的なストレスで粘膜の血流が悪くなったり、アルコールや薬などさまざまな原因で粘液の分泌がとどこおったりすると、たちまち胃液によって粘膜が消化されて、潰瘍ができるわけです。
アロエにはアロエウルシンという成分が含まれていて、これに抗潰瘍性があるため傷ややけどの治療に使われています。このアロエウルシンが、胃・十二指腸潰瘍にも効果的なわけです。しかし、アロエの苦さは要注意です。なるほど苦みは、胃液の分泌を盛んにするので、胃が弱っているときや食欲不振のときには効果があります。ところが、潰瘍は胃液の分泌が強すぎておこるため、苦みは避けなくてはなりません。
そこで、アロエを服用する場合、煎じたり、アロエ酒やアロエ茶にしたり、蜂みつを加えるなどワンクッションをおいて使うようにするとよいでしょう。そうすれば直接潰瘍を刺激することもなく、比較的緩やかに効果があらわれてきます。
低血圧

長期服用で体質を大改善
普通、最高血圧が90~100ミリ以下、最低血圧が50~60ミリ以下を低血圧といいます。低血圧は、朝、寝おきが悪い、午前中ボーッとしているといったくらいで、目立った症状はなく、日常生活にはさほど支障はありません。
しかし、情緒不安定だったり、疲れやすい、めまいや耳鳴りがする、あるいは便秘ぎみ、下痢ぎみといった症状があるようでは、すぐに治療にとりかからなければなりません。
低血圧には、はっきりした原因はないけれども、血流が悪くなっておこる本能性低血圧と、自律神経の働きが乱れておこる起立性低血圧とがあります。起立性低血圧は、急に立ちあがったときなどに、血圧が下がり、めまいをおこしたり、倒れたりすることがあります。けれども、安静にして自律神経の働きを正常にもどせば、すぐ治ります。
いずれにしても、栄養のアンバランスが関係しているので、ふだんからバランスのよい食生活を心がけてください。そして、体質を改善することもポイントです。
アロエには、細胞の賦活を促して血管を丈夫にする作用があり、体の機能の潤滑油の役目をするビタミンも各種豊富に含まれています。アロエを健康補助剤として利用することで、体質改善をはかり、体の働きを正常にしましょう。
また、低血圧の人は、消化機能が弱いやせ型が多いようですが、健胃剤としてのアロエの長期的な服用で、胃腸も丈夫にできます。
利用法は、好みにあわせて工夫しましょう。生食したり、しぼり汁や煎じ汁を飲んだりするほか、三杯酢にするなど料理としても利用してはいかがでしょう。
また、寝つきの悪い人はアロエ酒をナイトキャップにもちいるのもよいでしょう。
肝臓病
アロエの解毒・殺菌作業が快復を早める
酒飲みなら誰でも気になるのが肝臓病です。たしかに飲みすぎは肝臓の大敵ですが、アルコールをとらなければ肝臓病にならないのかといえば、そうとはかぎりません。肝臓病の原因としてはアルコールのほか、ウイルス、薬剤、栄養障害や代謝異常などが複雑にからんでいると考えられているからです。なかでもウイルスによる肝臓の病気は、日本では近年いちじるしく増加しています。
肝臓の病気としては、急性・慢性肝炎、肝硬変、脂肪肝などがあります。肝炎になると、吐き気、腹痛、食欲不振などの症状があらわれてきますが、これを単なる体調不振や胃腸病とかたづけてしまい、症状がひどくなって肝硬変に移行させてしまうケースがしばしばみられます。肝硬変は、肝臓がかたくなる病気で、すべての肝臓病の終末像といわれるほど恐いものです。
右に書いた症状があらわれたり、疲れやすい、顔色が悪くて土色だというような場合には、早めに診察・検査をうけ、肝臓病かどうかたしかめてください。
肝臓病の治療は、高たんぱく質、高カロリー、高ビタミンの食事療法、それに安静がいちばんです。医師の指示に従い、早期完全治療を行ないたいものです。
また食事療法に併用してアロエを内服しましょう。肝臓には、体外から入ってきた有害物質を分解し、排出する働きがありますが、アロエには解毒作用があるので、弱った肝臓の働きを助けることができます。さらにアロエには殺菌作用がありますから、ウイルスへの抵抗力が高まり、肝臓病の快復を早めます。
アロエは、生食、しぼり汁、煎じ汁、市販されているアロエ錠剤などどんなとり方でもかまいませんが、アルコールと肝臓病の関係が心配されるので、アロエ酒は避けたほうがよいでしょう。