アロエの美容法

基礎マッサージ

アロエで輝く明日のあなた

 人間の皮膚は、二十八日周期で皮膚を構成している細胞が死滅してあかとなって脱落し、新しい細胞と交代します。しかし、交代がスムーズにいかなくなると、しみ、そばかす、ニキビなどがあらわれ、弾力性やつやを失い、皮膚の老化を促します。

 交代がスムーズにいかなくなる原因には、便秘や胃腸病などの内的要因や、紫外線などによる外的要因が考えられます。

 アロエを内用、外用すると、殺菌作用、抗炎症作用、抗潰瘍作用などの薬効が、内的・外的の両面から表れるうえに、ビタミンB2・B6・B12が豊富で、繊維分も多く、栄養的にも美容につながります。

 美顔にアロエを利用する場合は、葉の外側の青い部分には刺激が強い成分が含まれているので、中身のゼリー状を使います。

 また、アロエマッサージは入浴前に行ないます。アロエ液が毛穴にしみ込み汗と汚れをとり除き、入浴後の肌はスベスベです。

recipe

①4cmほどのゼリー状をとりだし、しぼり汁を作る。
②化粧を落として、しぼり汁を顔につける。
③マッサージ
 ・「の」の字を書く
 ・たたく
 ・目じりをつまむ
 ・引っ張る

日焼け後の対策

日焼け、雪焼け怖くない

 日焼けはやけどの一種です。『小麦色した健康美人に』、という願いも、焼き方を一歩誤ると、取り返しのつかないことになってしまいます。上手な焼き方に留意するのは当然ですが、うっかり日焼けしすぎたというときは、その夜のうちにアロエを使って手当てしておくことを忘れずに。

 アロエのゼリー状を取り出し、ほてった肌に張りつけ、ガーゼをあてて油紙を重ね、粘着テープでとめて一晩おきます。

recipe

①ゼリー状を取り出し、ヒリヒリする部分に張る。
②さらに油紙を重ね粘着テープでとめ、一晩そのままにしておく。
③炎症がおさまるまで、たたいたり、マッサージをしてはいけない。
④肌の弱い人は、しぼり汁を薄めガーゼにしみ込ませたものを張る
⑤炎症がおさまったら、基礎マッサージをする。
⑥その後1、2分蒸しタオルで蒸す。

アロエパック

”色白に!”の願いも夢ではない

 ”そばかす美人”という形容がありますが、やっぱり色白には勝てません。基礎マッサージに加えて、ときどきアロエパックをすると、美容効果はさらに高まり、できて間もないニキビ、しみ、そばかすなら短時間でとれます。しかし、できてから何年もたったものは、皮膚の深部にまで達していますので、一、二回のパックですぐとれるというわけにはいきません。気長に、少なくとも、皮膚の交代周期である二十八日間以上は続けてください。古い皮膚の表面の部分が落ちるだけでなく、深部の老廃物が表面に引っ張りだされるので、とてもキレイな肌になります。美しくなった肌を夢みて、気長に気長に試してください。

 たまご一個にアロエの上澄み液小さじ二杯、蜂みつ大さじ一杯、小麦粉適量でパック剤を作りますが、肌が敏感すぎる人は、ガーゼを顔に一枚あてて、その上からパック剤を塗るようにします。

recipe

①材料:卵1個、上澄み液小さじ2杯、蜂みつ大さじ1杯、小麦粉小さじ5杯。
②ボールに卵、蜂みつ、上澄み液を入れよくかき混ぜる。
③かたさをみながら、小麦粉を少しずつ加えていく。
④指先につけてポトリと落ちるくらいが適当。
⑤出来上がったパック剤を顔にまんべんなく塗る。乾いたら、ぬるま湯で洗い落とし、化粧水をつけておく。
⑥肌が弱い人は目、鼻、口を切り抜いたガーゼのうえからパック剤を塗る。

毛髪トリートメント

緑の黒髪をやさしく守る

 昔の発毛剤のCMにもあるように、”髪は長いお友達”。アロエを使って、抜け毛、切れ毛、フケ、かゆみなどのヘアトラブルをなくしましょう。

 アロエには、消炎作用や新陳代謝を促進する働きがあり、頭皮にできた湿疹を治し、地肌を若返らせて毛根を強くするので、フケや白髪、抜け毛を防ぎます。また、余分な脂をおさえたり、傷んだ髪を美しくするトリートメント効果もあります。

recipe

①生葉をすりおろし、布でこし、しぼり汁を作る。
②しぼり汁を指につけ、頭皮全体がぬれるまですり込む。
③指先で頭全体をよくマッサージする。
④蒸しタオルで5分蒸す。蒸しタオルは2本使う。1本はターバンに。もう1本はその上に。
⑤5分したらシャンプーして洗い流す。
⑥しぼり汁を市販のリンスに少量混ぜて使うのもよい。

入浴美容法

ピーンと張った肌は若さの象徴

 アロエは入浴剤として、美容と健康に、5つの効果を発揮します。

①血行をよくして体をシンからあたため、湯冷めしにくい。
②消炎作用で日焼けの炎症を鎮めて皮膚をなめらかにする。
③あせも、ただれなどのスキントラブルを治す。
④皮膚老廃物の排出を早めるため、肌がきめ細かくなり、なめらかにする。
⑤全身の新陳代謝を高め、体調をととのえる。特に脂質代謝が活発で、やせる効果がある。

 肌が乾燥しやすい冬、スキントラベルが多い夏には特におすすめしますが、季節を問わず利用してこそ美容効果は高まります。

アロエ入浴法には、次の3つがあります。

①生葉をお湯に入れる方法
 生葉(70グラム程度)を用意し、よく水洗いして5グラム幅に刻みます。これを布袋に入れ、アロエが外に出ないように口をしばり、湯船に入れます。いちばん刺激の少ない入浴法です。

②しぼり汁をお湯に入れる方法
 生葉をよく水洗いして、おろし金ですりおろします。これをふきんでこし、しぼり汁を作り、この汁を300ccお湯に入れ、よくかき混ぜてから入浴します。
 刺激が強すぎる場合は、湯船から出たあと石けんで洗い流してください。
 なお、しぼり汁をとる場合、ジューサーを使えば布でしぼる手間が省けます。

③上澄み液を直接体に塗る方法
 しぼり汁を作り、上澄み液を取ります。これをお湯のなかに入れるのではなく、直接体に塗るのです。
 全身にまんべんなく塗るのですが、特に傷などのトラブルのある個所は入念に塗ってください。
 マッサージを加えると、エキス分がしみ込んで、さらに効果的です。

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