ストレス。お酢を生活の中に取り入れて健康な生活を送りましょう。


お酢と健康

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◆◇◆ ストレス ◆◇◆

 ストレス社会といわれる現代、私たちの毎日はストレスとの戦いといっても過言ではありません。
 ストレスは精神面だけでなく、肉体的な健康にもさまざまな悪影響を及ぼします。特に胃や腸など消化器官には顕著に表れます。
 仕事でミスがあったことを知ったとたん、吐き気をもよおしたり、下痢になったりした覚えのある方も多いと思いますが、これはストレスが胃腸を直撃する典型的な例です。




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 ストレスがたまると、やがて胃液の分泌を支配している自律神経に失調をきたし、胃腸壁が出血したり、かいようを作ったりします。
 お酢はストレスで低下した胃腸の消化作用を助けるとともに、胃腸そのものの回復を促していきます。
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また、その欠乏がストレスを招く一因とされているカルシウムやミネラルの吸収をよくする働きもあります。 お酢には、外から受けたストレスを内部から解消する力も備わっているのです。

◆◇◆ 米酢・玄米酢 ◆◇◆

 米酢は、もちろん米を原料にして造られるお酢ですが、一つやっかいな問題があるのです。それは、1リットルに40グラム以上の米または酒粕を使えば、あとは醸造用アルコールを混入したものも堂々と米酢と表示できることです。さらに、米からアルコール(日本酒)を造り、それを発酵させて米酢を造るには、酒税法による規制で「もろみ製造免許」が必要なのです。
 このような理由から、市販の米酢には、原料として米だけを使った「純米酢」と、そうでない「米酢」があるのです。値段は安くなりますが、米酢は、純米酢に比べ内容成分も風味も劣っていると思われます。本来の「米酢」のよさを活用するためには「純米酢」を使用したほうが賢明です。

◆◇◆ リンゴ酢(アップリビネガー) ◆◇◆

 リンゴを原料にリンゴ酒を造り、それを酢酸発酵させて造るリンゴ酸が豊富な果実酢です。わが国でも、最近ではその風味が好まれて愛用者が増えていますが、本場はなんといってもアメリカです。

◆◇◆ ワイン酢 ◆◇◆

 保存中のブドウ酒(ワイン)が、自然に酢酸発酵したのがはじまりの歴史の古い果実酢です。フランス語の酢、ビネーグル(VINAIGLE)は、ワイン(VIN)と酸っぱい(AIGLE)を一つにした言葉で、英語のビネガーも同じ意味です。ワインの名産地は、お酢の産地でもあり、ヨーロッパではこのお酢が一般的です。

◆◇◆ モルト酢 ◆◇◆

 麦、麦芽を原料とするお酒といえばビールです。ですから、モルト酢もヨーロッパのビール名産地の多い北部地方で造られ、使用されています。アミノ酸が豊富で、コクのある酢として人気が出はじめています。

◆◇◆ 粕酢 ◆◇◆

 米酢とともに、わが国独特の酢で、外国では見られません。米酢より歴史は新しく、江戸時代末期頃に考案された方法といわれています。日本酒を造った残り粕を原料とすることで、安くて簡単に酢を造ることができ、おかげで庶民にも、よりいっそう手軽にお酢が利用できるようになりました。


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