水虫を簡単に治せる薬を発明したらノーベル賞ものと言われるほど、一度かかると治りにくい、頑固な皮膚病の一つです。
白癬菌というカビの一種が皮膚に寄生してできます。一般にカビは湿度の高い所や湿気の多い所で繁殖するので、靴下や靴をはいてむれることの多い足の裏や、足の指の間などにできるのがほとんどです。
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まれに、手にできることもありますが、これは足の水虫に対するアレルギー反応である場合が多く、足の水虫が治れば自然に治るようです。 |
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症状は、@小さな水ぶくれが並び、かゆみの強いもの。A表皮がカサカサになって厚く、固くなるもの。Bあかぎれのように赤く乾き、ただれるもの、に大別されます。
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ツメでひっかいたりして、そこから細菌が入り、化膿して歩けないほどひどくなることもあります。また、水虫の菌がツメの間に入ると、ツメのつやなくなり、表面が凹凸になったりぼろぼろになったりもします。 |
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いろいろ薬がありますが、一度治っても再発することが多いので、治ったと思ってもすぐに治療をやめずにつづける必要があるでしょう。 |
米酢は、もちろん米を原料にして造られるお酢ですが、一つやっかいな問題があるのです。それは、1リットルに40グラム以上の米または酒粕を使えば、あとは醸造用アルコールを混入したものも堂々と米酢と表示できることです。さらに、米からアルコール(日本酒)を造り、それを発酵させて米酢を造るには、酒税法による規制で「もろみ製造免許」が必要なのです。
このような理由から、市販の米酢には、原料として米だけを使った「純米酢」と、そうでない「米酢」があるのです。値段は安くなりますが、米酢は、純米酢に比べ内容成分も風味も劣っていると思われます。本来の「米酢」のよさを活用するためには「純米酢」を使用したほうが賢明です。
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リンゴを原料にリンゴ酒を造り、それを酢酸発酵させて造るリンゴ酸が豊富な果実酢です。わが国でも、最近ではその風味が好まれて愛用者が増えていますが、本場はなんといってもアメリカです。
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保存中のブドウ酒(ワイン)が、自然に酢酸発酵したのがはじまりの歴史の古い果実酢です。フランス語の酢、ビネーグル(VINAIGLE)は、ワイン(VIN)と酸っぱい(AIGLE)を一つにした言葉で、英語のビネガーも同じ意味です。ワインの名産地は、お酢の産地でもあり、ヨーロッパではこのお酢が一般的です。
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麦、麦芽を原料とするお酒といえばビールです。ですから、モルト酢もヨーロッパのビール名産地の多い北部地方で造られ、使用されています。アミノ酸が豊富で、コクのある酢として人気が出はじめています。
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米酢とともに、わが国独特の酢で、外国では見られません。米酢より歴史は新しく、江戸時代末期頃に考案された方法といわれています。日本酒を造った残り粕を原料とすることで、安くて簡単に酢を造ることができ、おかげで庶民にも、よりいっそう手軽にお酢が利用できるようになりました。
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