腎臓病とお酢。お酢を生活の中に取り入れて健康な生活を送りましょう。


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◆◇◆ 腎臓病とお酢 ◆◇◆

 お酢に利尿作用がある。ということから、「それなら腎臓病によいのではないか」と考えおよぶ方は少なくないはずです。
 腎臓というのは、血液中の不要な物質をざっとあらごしして、その中で再利用できる物質を再吸収したあと、さらに不要なものを体外に排泄する働きをしています。
 ですから、腎臓が病気になると、必要な物質を再吸収することができなくなるばかりでなく、不要な物質を体外に排泄することもできなくなってしまいます。人体を地球にたとえると、森林や河川に相当する働きをしていることになります。
つまり、地球環境問題がクローズアップされているのとほとんど同じ意味で、有害物質を流しつづけていると、ついには自浄作用のキャパシティを超えてしまうのです。




黒麹醪酢720ml
 腎臓障害の原因として、極端なものとしては水銀、鉛などの重金属中毒がありますが、そのほか日常的な有害食品(添加物、農薬など)の蓄積、疲労やストレス、塩分のとりすぎ、酒、タバコなどいろいろあります。
 もちろん、腎臓障害の症状が出たら、こうした原因を極力排除するようにしなければなりませんが、一度病気が発生すると、それだけではなかなか治りません。
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ひどくなったら医者に行くのは当然としても、自分にできることといえば、やはり、お酢を食事に多く取り入れることでしょう。
 お酢は、尿の量を増やすことによって、体内の有害物質を洗い流すばかりではありません。
【もろみ酢】純美酢「Jun Bisu」900ml 腎臓病の一つである腎炎などでは、タンパク尿、血尿などで血液中のタンパク質が減少しますが、お酢は血液中のタンパク質の量を増やし、腎臓の弱っている組織を修復させる力も持っています。 そのほか、野菜類などに多く含まれるシュウ酸と体内のカルシウムとが結合してできるシュウ酸カルシウム(腎臓結石の原因となる)を体外に排泄する働きもします。

◆◇◆ 米酢・玄米酢 ◆◇◆

 米酢は、もちろん米を原料にして造られるお酢ですが、一つやっかいな問題があるのです。それは、1リットルに40グラム以上の米または酒粕を使えば、あとは醸造用アルコールを混入したものも堂々と米酢と表示できることです。さらに、米からアルコール(日本酒)を造り、それを発酵させて米酢を造るには、酒税法による規制で「もろみ製造免許」が必要なのです。
 このような理由から、市販の米酢には、原料として米だけを使った「純米酢」と、そうでない「米酢」があるのです。値段は安くなりますが、米酢は、純米酢に比べ内容成分も風味も劣っていると思われます。本来の「米酢」のよさを活用するためには「純米酢」を使用したほうが賢明です。

◆◇◆ リンゴ酢(アップリビネガー) ◆◇◆

 リンゴを原料にリンゴ酒を造り、それを酢酸発酵させて造るリンゴ酸が豊富な果実酢です。わが国でも、最近ではその風味が好まれて愛用者が増えていますが、本場はなんといってもアメリカです。

◆◇◆ ワイン酢 ◆◇◆

 保存中のブドウ酒(ワイン)が、自然に酢酸発酵したのがはじまりの歴史の古い果実酢です。フランス語の酢、ビネーグル(VINAIGLE)は、ワイン(VIN)と酸っぱい(AIGLE)を一つにした言葉で、英語のビネガーも同じ意味です。ワインの名産地は、お酢の産地でもあり、ヨーロッパではこのお酢が一般的です。

◆◇◆ モルト酢 ◆◇◆

 麦、麦芽を原料とするお酒といえばビールです。ですから、モルト酢もヨーロッパのビール名産地の多い北部地方で造られ、使用されています。アミノ酸が豊富で、コクのある酢として人気が出はじめています。

◆◇◆ 粕酢 ◆◇◆

 米酢とともに、わが国独特の酢で、外国では見られません。米酢より歴史は新しく、江戸時代末期頃に考案された方法といわれています。日本酒を造った残り粕を原料とすることで、安くて簡単に酢を造ることができ、おかげで庶民にも、よりいっそう手軽にお酢が利用できるようになりました。


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