心臓から強く押しだされた瞬間の血圧を最高血圧、最も低く流れた時の血圧を最低血圧といいます。一般には上腕部の動脈を流れる圧力を計ります。計る場所によって、あるいはその時の気温、運動や飲食の量と経過時間、ストレスなどによっても血圧は変動します。
正常血圧は上が120、下が80前後ですが、年代があがるにつれて平均血圧はあがります。いずれにしても最高血圧160、最低血圧95以上になると、「高血圧症」といえるでしょう。
とはいえ、血圧には個人差もあり、単に血圧が高いということだけでは厳密な意味で病気とはいえません。 |
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血圧が高いことによって起こる心臓病、脳卒中、腎臓病などが怖いのです。
高血圧の原因としては、太りすぎ、動物性脂肪の一種であるコレステロールや食塩のとりすぎなどがよく知られています。 |
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そのほか美食、タンパク質のとりすぎ、酒、タバコなどをあげる人もいますが、直接的な意味での因果関係は認められません。
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要するにカロリーをとりすぎることがよくないのです。高血圧のサインは頭痛、めまい、動悸、息切れなどとして表れます。 |
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米酢は、もちろん米を原料にして造られるお酢ですが、一つやっかいな問題があるのです。それは、1リットルに40グラム以上の米または酒粕を使えば、あとは醸造用アルコールを混入したものも堂々と米酢と表示できることです。さらに、米からアルコール(日本酒)を造り、それを発酵させて米酢を造るには、酒税法による規制で「もろみ製造免許」が必要なのです。
このような理由から、市販の米酢には、原料として米だけを使った「純米酢」と、そうでない「米酢」があるのです。値段は安くなりますが、米酢は、純米酢に比べ内容成分も風味も劣っていると思われます。本来の「米酢」のよさを活用するためには「純米酢」を使用したほうが賢明です。
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リンゴを原料にリンゴ酒を造り、それを酢酸発酵させて造るリンゴ酸が豊富な果実酢です。わが国でも、最近ではその風味が好まれて愛用者が増えていますが、本場はなんといってもアメリカです。
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保存中のブドウ酒(ワイン)が、自然に酢酸発酵したのがはじまりの歴史の古い果実酢です。フランス語の酢、ビネーグル(VINAIGLE)は、ワイン(VIN)と酸っぱい(AIGLE)を一つにした言葉で、英語のビネガーも同じ意味です。ワインの名産地は、お酢の産地でもあり、ヨーロッパではこのお酢が一般的です。
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麦、麦芽を原料とするお酒といえばビールです。ですから、モルト酢もヨーロッパのビール名産地の多い北部地方で造られ、使用されています。アミノ酸が豊富で、コクのある酢として人気が出はじめています。
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米酢とともに、わが国独特の酢で、外国では見られません。米酢より歴史は新しく、江戸時代末期頃に考案された方法といわれています。日本酒を造った残り粕を原料とすることで、安くて簡単に酢を造ることができ、おかげで庶民にも、よりいっそう手軽にお酢が利用できるようになりました。
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